2022年9月23日金曜日

「ネクスト・スタート」あとがき。

初音ミク 「ネクスト・スタート -4th play-」 (オリジナル曲)


作詞・作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
かきP様

※ 2007.11 初公開作品 【オリジナル曲 #01】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

0.初音ミクとの出会い
とある“ミクを描いてみた”動画を見たのがきっかけでミクの購入を決意し、
学生を卒業したタイミングで辞めていた音楽活動を再開するきっかけにもなりました。
ミクブーム最初の頃は、カバー曲が多く、自分もカバー曲を最初に作る予定でした。
でも、ミクに歌わせるのに苦労していると、次々と“ミクオリジナル曲”が投稿され、
まさにこのビッグウェーブに乗るしかない!と思い、友人のエロ塚さんと一緒に
“アドム”プロジェクトを立てたのが、活動の始まりでした。詳しくは「A」の曲で。

1.「A~Z」の「N」の曲
学生時代、「A~M」までの曲は、原曲→再構築版を作っていました。
(自身のボカロ曲では、今のところ「D」の曲だけ、その再構築版です)
続きをやるなら「N」から、あとは、歌詞が書きやすいから選びました。
原曲は「A」の曲を作ってから約2年経っていて、作っていた周期的に、
そろそろまた「A」のような曲を作りたいと思ってこの曲を作りました。
聴き比べると、イントロあたりとかは意識していたと思いますね。

2.ボカロ初投稿は公式ミク
最初は、ミクに歌わせるのが難しくて、思い浮かんだ言葉を歌わせながら、
聴きやすいを優先に作詞したので、歌詞を公開するかは悩みました。
なので、ニコ動に公開した初動画には歌詞表示がないのです。
この頃は、まだピアプロもなかったので(調べたら自分の誕生日開設)、
あとは“お約束”みたいなところもあって、動画を作る上では、
公式ミクさんのイラストを使うことになりましたね。

3.“-4th play-” = 再々修正版
初投稿日は2007.11.27(sm1631096 消去済み)で、そのあと、
修正版→再修正版と公開したところで、ニコ動への投稿は終わっています。
その後、個人用CD(周りに配るだけ)を作ることになって、さすがに
作り直したくて、音色のパワーアップやミクの再調声を行っています。
ボーカルのエフェクトは、実験と歌詞をごまかすために付けています。

また、その個人用CDのジャケットとしてAki-t(あきの)さん
のイラストをお借りしたのがきっかけで、後にたくさんお世話になります。
そして、ピアプロでこの再々修正版を公開したので、YouTubeへの
投稿のタイミングで、改めて動画化することになりました。


4.あとがき(2022.09)
歌詞表示の動画を作ることになったので、一部、
ピアプロに公開していた歌詞表記を変更しています。
お借りするイラストにたどり着くまで約1ヶ月かかった気がします。
改めて、イラストの描き下ろしのありがたさを感じましたね。
ニコ動に投稿しているこの曲は、もう自分でも聴かないくらい、
デモ曲段階すぎるので、動画化する機会ができて良かったです。 

2022年9月16日金曜日

「DANGEROUS HOPE」あとがき。

 神威がくぽ 「DANGEROUS HOPE」 (オリジナル曲)


作詞:エロ塚
作曲:アドム
イラスト:またたびっち(描き下ろし)

※ 2008.12 公開作品 【オリジナル曲 #09】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.「A~Z」の「D」の曲
Gacktのボカロが出たから、昔作った曲の中で歌わせるなら、
この曲しかないと思いましたね。まぁ、この曲を作っていた頃は、
PIERROTというバンドにハマっていて、その影響がかなり出ています。
特に、ドラムパートは丁寧に打ち込んで、雰囲気を出せていると思います。
ギターの感じは、PIERROTの「Waltz」という曲を意識しています。
また、この曲もサビ①→サビ②になっていますが、これは作っている最中、
コピペミスによるもので、あ、でも良いかも、になっての構成です。 

2.ミクにギターを弾かせたい
ミクが歌っている一部のパートは、原曲ではギターのみでした。
今作を作る上で、物足りなさと自分にとっての新鮮さを出すために、
思い切ってミクに歌わせたら、イラストの構図まで見えた感じですね。
今でこそ、男性ボーカルと女性ギター/ベースのバンドは増えましたが、
当時から、こういう形のバンドをもっと見たいなぁーと思っていました。

3.書き直しと微調整の繰り返し
歌詞をお願いしたエロ塚さんには、何回か書き直してもらっています。
そのおかげか、自分の想像を超える仕上がりになりましたね。
イラストをお願いしたまたたびっちさんもかなり協力的で、
このイラストにたどり着くまで、十数回微調整してもらっています。
また、プロモ用にアイコンも作ってもらい、YouTube用に使っていますね。

4.あとがき(2022.09)
動画はレンダリングし直し、歌詞フォントを変えたくらいです。
もともと、“初音ミクをプロデュース”したいという想いから、
ボカロP活動をしてきているので、この形での“プロデュース”は、
当時、かなりやりたいことを出来ていたんだなぁーと実感しています。
また、この曲に合うイラストをたとえばピアプロで探すとなると、
ほぼ見つけられないと思うので、またたびっちさんのおかげで、
この曲を発表することができたと、改めて思いましたね。

2022年9月10日土曜日

「Elements of Love」あとがき。

 初音ミク 「Elements of Love」 (オリジナル曲)


作詞:mayu (コーラス部分:アドム)
作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
びんご様、ntsm様、akito様、shari様、すてりい様

※ 2008.10 公開作品 【オリジナル曲 #08】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.「A~Z」の「E」の曲
「A」の曲から始まり、順番的にそろそろバラードを作ってみたいということで、
いろいろがんばってみたけど、我慢できなかった、みたいな曲に仕上がっています。
オルガンの音色を入れてみる、っていう縛りも当時はあった気がします。
この曲あたりで、サビ①→サビ②パターンを意識して作り始めたかもしれません。

2.まさかの英語入り
もともと、この曲はボカロ曲として発表する予定はなかったのですが、
mayuさんに「A~Z」全曲を渡したところ、不意打ちでこの曲の歌詞が届きました。
ただ、この曲は自分にとって“何か”足りないとずっと感じていました。そして、
この歌詞を目にしたとき、英語でコーラスでも入れてみるかぁーってなって、
(時期的に、ボカロに英語を歌わせるのも楽しいと感じていましたし)、
1時間以上は苦戦して、あのコーラスパートを作りました。ちなみに、
これはV6の「over」に影響を受けて、使った手法ですね。

3.びんごさんとシャリ(shari)さんとの出会い
こちらも前作同様、mayuさんにイラストを選んでもらった気がします。
過去にイラストをお借りした人とコラボする企画を立ち上げた際に、
連絡が取れたのがお二人でした。詳しくは別の機会に語りますが。
ただ、この作品がなければ、っていうやつなので、いっぱい
イラストを推薦してくれたmayuさんには本当に感謝ですね。
(一枚でええ、動画作るの大変やねん、で済ませなくて良かった)

4.あとがき(2022.09)
動画はレンダリングし直しのみ、使っていたフォントもありました。
今聴けば、ミクのブレスを丁寧に入れているあたり、
ミクにがんばって歌ってもらいたいっていう気持ちが感じとれます。
また、コーラスパートの制作秘話をどこかで残したかったので、
今回、詳しく書けて良かったです。でも、mayuさんからは、
ビミョーに違う(コーラスの歌詞)って言われた気がしますけどね。
なので、コーラスパートはピアプロでのみ記載しています。
YouTubeでのみ、動画説明文に歌詞を記載しました。