2022年12月27日火曜日

「ストレリチア」あとがき。

 鏡音リン 「ストレリチア」 (オリジナル曲)


2008年 鏡音リン・レン誕生祭記念動画。

原作:mayu
作詞:風杜鈴音
作曲:アドム
編曲:テラ小室P( @terakomurop
鏡音リン(ボーカル・コーラス)・ミックス:のりぴー( @noripy0929 )
イラスト(描き下ろし):びんご、義姉、シャリ(shari)、
Aki-t(あきの)、nagamon、またたびっち

※ 2008.12 公開作品 【オリジナル曲 #10】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

0.4つのプロジェクトを同時進行中
Pastel Days」完成後、mayuさんの次に作詞してもらう作品として、
作り始めたのがスタートでした。作ったデモ曲を渡すタイミングで、
Elements of love」の歌詞を渡されたので、これも作ることに。
同時期に、「Get Wild」の制作と「DANGEROUS HOPE」の作詞依頼も
お願いしていたので、この曲をいつ制作するか、完全に未定でした。

1.テラ小室Pさんとの出会い②
にゃっぽんというSNSにて、「HM-Network」というコミュニティに参加し、
憧れのテラ小室Pさんにまいぽん(友だち)申請するタイミングでした。
テラ小室Pさんが日記に“誰かとコラボしたい”と書いていたので、おそるおそる、
デモ音源を渡したところ、2~3日で自分の理想以上の曲が返ってきました。
その後、その音源を持って、何人かにメッセージを送ることになります。

2.「ADMRINBDAY08プロジェクト」の立ち上げ
Get Wild」完成後、またたびっちさんから今度はリンを描きたい!
と言われたので、この曲はもう「鏡音リン誕生祭」作品として作ろう!と。
そして、オリジナル曲10曲目という節目でもあり、この作品を最後にする、
と自分の中では想いながら、お世話になった人たちと一緒に作ることにしました。
にゃっぽん内にて、人生初めてのコミュニティを立ち上げ、参加して欲しい人に
にゃっぽんへの招待(招待制だったため)もして、メンバーが揃ったところで、
メッセージや「絵チャット」を駆使しながら、作り上げることが出来ました。

3.「今年お世話になった人たちと一緒にこの作品を作る」
このプロジェクトに協力してくれたメンバーの参加経緯・勧誘理由・活躍など。

・義姉さん(イラスト)
自分が気に入ったボカロ曲のイラストを担当していたのが義姉さんでした。
そのイラスト本家を探す中、にゃっぽんで義姉さんを発見し、
義姉さんの日記にレスしたところ、義姉さんからメッセージが届き、
おまけに描き下ろしのイラストまで頂いたのがきっかけでした。
初めてにゃっぽんでメッセージを頂いたのも義姉さんでしたし、
描き下ろしのイラストをもらうことも初めてでした。

・のりぴーさん(調声、音源マスタリング)
のりぴーさんは初めて自分にまいぽん申請してくれた人です。
なので、参加メンバーの中では、一番“身近な存在”ではあったのですが、
のりぴーさんのヒット連発が続き、声をかけるハードルは高かったです。
自分とテラ小室Pさんはリンにうまく歌わせる自信がなかったので、
これも断れる覚悟でお願いしたら、すんなりOKしてくれた感じでした。
リンのハモリ・コーラス、所々のアドリブも全部のりぴーさん作です。

・テラ小室Pさん(編曲)
テラ小室Pさんの一言(コラボしたい)がなければ、
このプロジェクトが生まれることもなかったと思います。
せっかくの機会だったので、ピアノソロは自分からのリクエストでした。
また、ギターソロ部分はテラ小室Pさんからの逆リクエストで、
自分が作ったギターソロをテラ小室Pさんが良い感じにしてくれました。

・またたびっちさん(イラスト)
Pastel Days」で、またたびっちさんのイラストをお借りしたところ、
にゃっぽんで自分を探しにきてくれた人になります。
もうお世話になりすぎて、他のあとがきにも書いたので、割愛します。
動画の最後に出てくる集合イラストを合成してくれたのも、
またたびっちさんです。動画が完成する直前まで、
いろいろ手助けしてもらって、本当に助かりました。

・Aki-t(あきの)さん(イラスト)
自分が周りに配る用の自作CDを作る際に、
Aki-tさんのイラストをお借りしたのがきっかけになります。
なかなかAki-tさんの連絡先が見つからず、思い切って、
ピアプロ経由でメッセージを送り、にゃっぽんに招待しました。
Aki-tさんは期待以上にこのプロジェクトの盛り上げ役の一人で、
本当に楽しかったです。また「絵チャット」という名案のおかけで、
半分諦め気味だった集合イラストも無事実現することができました。

・びんごさん(イラスト)
自分の過去の作品でお借りしたイラストを描いた人、を選出する中で、
びんごさんのピアプロに投稿されているイラスト数に驚かされて、
にゃっぽん経由でイラストを依頼しました。当初は、
“落ち着いたら参加するかも”姿勢だったびんごさんも、
気づけば一番最初に完成イラストを納品されてました。
動画では伝わらないと思いますが、すごいびんごさんのセンスを
感じることができる“一枚のイラスト”であの部分は出来ています。

・シャリ(shari)さん(イラスト)
シャリさんも過去にお借りしたイラストを描いた人の一人で、
にゃっぽんの日記更新頻度やレスの速さが勧誘の決め手でした。
シャリさんの描くリンは、この作品でおそらく初披露になりました。
また、シャリさんの描くミクのファンは多く、偶然にも集合イラストでは、
シャリさんがミクを描くことにもなって、良かったです。

・nagamonさん(イラスト)
nagamonさんは、自分の初リン曲「リンリンボシ」を
ピアプロに投稿したとき、コメントを残してくれた一人です。
当時はもう自分の作品に対して感想を頂けただけですごく嬉しくて、
お礼にnagamonさんのイラストをお借りしようとしたら、
とんでもない大物でした!ひっそりと応援していた感じなんですが、
やっぱり、どうしてもその時のお礼がしたくて、nagamonさんにも、
思い切ってイラスト依頼をしたところ、快く引き受けてくれました!
nagamonさん提案のセピア演出は、一番のお気に入りポイントです。
(実は一番、動画制作する上で苦労した場面でもありますけどね)
曲と歌詞と映像が一気に一つになる演出がもう、
本当にさすがとしか言いようがない感じでしたね。

・風杜鈴音さん(作詞)
もともと、mayuさんにこの曲を作詞してもらう予定でした。ただ、
スケジュール的に納品が厳しくなり、のりぴーさんに相談しました。
すると、のりぴーさんは風杜鈴音さんを推薦してくれました。
お二人は過去にもコラボ経験があったので、迷いはなかったです。
風杜さんは歌詞を仕上げた後も、各絵師さんのアドバイザーとして
大活躍されてました。集合イラストでレンが持っている物も、確か、
風杜さんの案ですね。(実はリンが持っている物も・・・)


4.あとがき(2022.12)
他にもたくさん書きたいことがあったはずなのに、もう力尽きました。
この作品は、自分にとって一生の宝物であり、たくさんの夢を叶えてくれました。
同人CDへの収録、「歌ってみた」の実現、まさかのボカランED曲、など。
この作品をYouTubeにうまく投稿できることを確認できたタイミングで、
再動画化のペースを上げました。この日じゃないと、成立しない作品なのでね。

2022年12月3日土曜日

「Get Wild -ADM MIX-」 あとがき。

 「Get Wild -ADM MIX-」feat.初音ミク


原曲:TM Network(TMN)
イラスト:またたびっち(描き下ろし)

※ 2008.11 公開作品
※ GetWild祭り参加作品


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

0.にゃっぽんがあったからこそ、作るきっかけに
にゃっぽんというボカロ好きが集まるSNSが当時あって、
活発的なコミュニティや企画がトップから目に入る仕様でした。
その中で、「HM-Network」というコミュニティを発見し、
「GetWild祭り」という企画を見て、参加したいと思いました。
自信はないですが、テラ小室Pさんと繋がるきっかけになるかも!
と思って、コミュニティへの参加を希望していた気もします。

1.globeの「Get Wild」が出る前に
もともと、ミクを買ったときに、「Get Wild」を歌わせたくて、
頑張ってみたものの、一度諦め、その一年後に再挑戦ってところです。
アレンジの構想自体はもう5年前くらいからありました。
本家による再構築版もたくさんあるので、globe版を聴いちゃうと、
さらにその構想に手を加えないといけなくなるかもしれないと思って、
このタイミングでの制作になりましたね。

2.参考にした「Get Wild」
自分が初めて聴いた「Get Wild」はおそらく、
globeの1998年ライブでのピアノソロだったと思います。
(ちなみに、自分がピアノに触れるきっかけでもありました)
この作品の転調部分は、このピアノソロからきています。ここを軸に、
後半の転調を原曲キーに合わせてから、全体を作りました。
(原曲キーで聴きたいって言うコメントも来ると思ったので)

他にも、玉置成実版を参考に前半のサビをアレンジしています。
ピアノソロ部分では、(とくに後半部分)に関しては、
ある音楽番組で浅倉大介が弾いたときのものを受け継いでますね。
間奏部分などは、本家を聴けば分かると思うので、割愛します。
イントロ部分だけは、TM Networkのトランス期を意識しています。

3.またたびっちさんと初コラボ
Pastel Days」がきっかけで、初めてイラストの描き下ろしを
お願いすることになりました。一つの夢が叶った瞬間でもあります。
当初は1枚絵を希望したのですが、音源を聴いたまたたびっちさんから
動画構成の提案があり、素晴らしい動画を完成させることが出来ました。
数ある「Get Wild」動画の中でも、ここまで気合いが入っていて、
なおかつ、ストーリー性を持たせる動画は、なかなかないと思います。

4.MIX師せろさんとの出会い
この作品をニコ動へ投稿した直後、知らない人からメッセージが届きました。
歌ってみたを投稿したいので、カラオケ音源を提供できないか?と。
当時はまだ、カバー曲の投稿がグレーなところもあり、迷いましたね。
話を聞くと、なみさんというボカロPからのリクエストだったみたいで、
せろさん周りにいる、多くの歌い手さんもいるコミュニティの存在を知り、
思い切ってカラオケ音源を渡すことに。その後、せろさんにはたくさんお世話になり、
この作品も含め、自分の一番の夢を叶えるための人助けをしてくれた恩人になります。


5.あとがき(2022.12)
自分の「Get Wild」が紹介されていたネット記事があり、
それを小室さん本人がTwitterでリツイートしていました。
本人には届いていたかもしれなせん、もうその証拠はないですが。

ちなみに、この作品を発表した直後にあの事件が起こりました。
もうボカロ活動を辞めよう、とまで思いましたからね。逆に、
次で最後にすると思ったからこそ、あの作品が生まれたんですけどね。

2022年11月25日金曜日

「レンレンナイト」あとがき。

 鏡音レン 「レンレンナイト -ACT.2 Ver.-」 (オリジナル曲)


作詞・作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
nezuki様

Special Thanks:
・Y.Oz Vox様( http://yozvox.web.fc2.com

※ 2008.01 初公開作品 【オリジナル曲 #04】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.きっかけはnezuki様のレンのイラスト
もともと、レンオリジナル曲を作ることは考えていませんでした。
ただ、このイラストを見たときに作らないと!ってなりましたね。
前作はnezuki様のおかげもあったので、感謝の気持ちを込めて、
今作は、動画用のイラストが決まったところからのスタートでした。

2.「りんりんぼし」のc/w的な曲にしたい
なるべく前作と同じコードを使うという縛りのなかで、当時は、
もっとギター音色強めの作品を目指していた気がします。ただ、
作っている中で、なかなか満足できず、結局、前作の音色も
取り入れることで、自分はこういうのが作りたかったかも!
というところまで持っていくことが出来ましたね。

3.曲の後半でリンにも歌ってもらった経緯
歌詞に関しては、「りんりんぼし」の“男”視点で考えました。
でも、何か物足りなくて、開発元の公式コメントを読んでいたら、
頭の中でリンがこの曲をレンと一緒に歌うのがイメージできたので、
後半は“二人の歌”として、完成させることができました。

4.あとがき(2022.11)
この曲は、当時YouTubeにも無断転載されていて、その動画を
自分が最後に観たときは10万再生を超えていたのを覚えています。
ただ、音源的にはこっちを聴いてもらいたかったので、改めて、
動画化できて良かったです。あまり期待はしないですが、
今回、本家が投稿されたことで、今後どうなるか楽しみですね。

2022年11月18日金曜日

「りんりんぼし」あとがき。

 鏡音リン 「りんりんぼし」 (オリジナル曲)


作詞・作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
nezuki様

Special Thanks:
・日向梓様( http://azukifont.com

※ 2007.12 初公開作品 【オリジナル曲 #03】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.初のリンオリジナル曲
既存曲ではなく、よーやく新曲を書き下ろすタイミングで出来た曲です。
もともと、ミク用に作り始め、コードを「C・F・G」に限定(転調後は除く)
ギター部分を作っている最中に「きらきら星」が聞こえた気がして、
そこからタイトルの“リンリンボシ”が頭をよぎり、リン用に変更へ。
(「リンリンボシ」のACT2版として、タイトルをひらがなに変更しました)

2.初めて作詞に自信がついた曲
投稿日を決めていた以上、自分で作詞することになりました。
サビの部分で「歌いたい~」と歌わせてみたいと思って、
先にサビのメロディーを、そのフレーズに合わせて作った気がします。
その後、とにかく「○○○たい」をひたすら書き出し、
まるでパズルを組み立てるように順番を考えて作りましたね。
エゴサーチしている中で、この曲の歌詞が紹介されていたりもして、
初めて自分が書いた歌詞が認められた感じがして、すごく嬉しかったです。

3.発売日投稿・・・ニコ動メンテを許さない
音源が完成し、ピアプロでnezuki様の素敵なイラストに出逢い、
リンが届くのを待つのみでしたが、ニコ動がメンテで投稿できなかったです。
なので、先にピアプロにて、先行公開というカタチで投稿しましたね。
でもこれがきっかけで、ピアプロにこの曲へのコメントを残してくれた
nagamonさんとはその一年後、コラボすることになります。

4.あとがき(2022.11)
当時は、1万再生動画として十分満足していたんですけど、
15年たった現在、別の動画があっさりとその再生数を超えていますね。
リンは発売後、公式修正版となるACT2も発売され、それに合わせて、
この曲を作り直したものの、ACT2は明らかに劣化版、と感じていて、
その不満があったからこそ、自分のリン曲は少ないのです。
「初音ミクNT」みたいなきっかけがあれば、また作るかもですね。

2022年11月4日金曜日

「X'mas to you -ADM MIX-」 あとがき。

「X'mas to you -ADM MIX-」feat.初音ミク


原曲(作詞・作曲):テラ小室P( http://youtube.com/c/terakomurop
アレンジ:アドム
イラスト:またたびっち(描き下ろし)

※ 2008.12 公開作品


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

0.テラ小室Pさんとの出会い①(②は別機会)
自分が初ボカロ曲を投稿しようか悩んでいた時期に、この曲に出会いました。
自分と同じ、明らかにあの人に影響を受けて作っているのが分かりますし、
ここにも仲間がいるよ!と伝えたくて、自分もボカロPデビューした感じです。
なので、この曲にはすごいパワーをもらっているので、今回のカバーで、
改めて、それを“伝える”カタチになりました。

1.きっかけは、本人からのオファー
この頃、テラ小室Pさんはたくさんの方とコラボをしていました。
自分も気づいたら、そのコラボする一員になっていた気がします。
タイトなスケジュールの中でも、やりませんか?って言われたら、
断ることはできず、なんとか希望投稿時期に間に合わせられました。
約2週間で完成できたのは、原曲データを本人から頂いていたからです。
また、イラストの描き下ろしをお願いしたまたたびっちさんのおかげです。

2.初ボカロ曲カバーはこの曲で
オファーが来る前から、この曲をカバーしたいと思っていた気がします。
でなければ、短期間でこの作品を作ることは出来なかったと思います。
少なからず、この曲はかなり聴き込んでいたのは間違いないですね。
今まで培ってきた“ADM -MIX-”を詰め込みつつ、原曲をなぞるだけが嫌で、
原曲の感動ポイントを頭に持ってきちゃった感じです。あとは、
次作用の音色もあったので、悩むことなく、完成までスムーズでしたね。

3.「TKpXmas」というイベントの一曲
テラ小室Pさんは、原曲のリマスター版を筆頭に他のクリスマス曲も投稿する、
という企画があり、「TKpXmas」という“お祭り”に発展していきました。
自分はこの作品でのみ、イベントに参加する予定だったのですが、
アレンジの参考になるデータを探していたところ、テラ小室Pさんが当時、
配布していたこの曲のカラオケ版が手元にあることを思い出し、思い切って、
(テラ小室Pさんには内緒で)MIX師のせろさんにその音源を渡して、
たくさんの歌い手さんによる、この曲の歌ってみたが投稿されました。
サプライズは大成功し、テラ小室Pさんへの恩返しが出来た気がしましたね。

4.あとがき(2022.11)
動画は歌詞表示を入れたかったため、作り直しています。
テラ小室Pさんは、2007年デビュー組にも関わらず、今もノンストップで
活動を続けているので、本当に尊敬します。テラ小室Pさんの現在がなければ、
こうして、今までの自分が過去に作った作品の再動画化や、あとがきを改めて
書くこともなかったと思いますね。この頃の想い出は、本当に宝物です。 

2022年10月21日金曜日

「かき鳴らせ」あとがき。

 初音ミク 「かき鳴らせ」 (オリジナル曲)


作詞:リカオン(※ ピアプロ歌詞募集曲)
作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
くられ様


1.約10年ぶりの書き下ろし楽曲
前作「スノーフレイク」は昔に作った曲なので、その前の
チアフル☆ハーモニー」以来の新曲になります。
ブランクがあったからこそ、過去曲に使ったコード進行に縛られず、
降ってきたコード進行のまま作り上げた感じです。

2.ギターソロも弾く
この曲を作る上で、全編手弾きギターを入れることを考えていて、
Bメロのドラムパートができたあたりで曲の方向性が見えましたね。
手弾きギターだけだと自信がなくて、打ち込みもブレンドしています。
ただ、ギターソロを入れる(弾く)かどうか、最初は諦め気味でした。
結果的に、曲の雰囲気を引き締めるものができたので満足しています。

3.イントロにサビのメロディーを入れる
実はメロディーを作るまで、1年くらい放置しています。
(メロディーを作る直前で「コネクト」の制作に入ったため)
メロディー自体作り始めてからは、一晩で仕上がったのですが、
個人的に、かなり気に入ったメロディーラインに仕上がりました。
サビ始まりの構成はあまりやらない主義ですが、我慢できなかったですね。
また、最後に半音転調するのも、良いものができたからやるか精神です。
なので、曲の後半はメロディー完成後にだいぶ変更を加えましたね。

4.歌詞募集において
今作は、2回目となるピアプロにて歌詞募集した作品です。
この歌詞が応募された瞬間に、もうこれしかないと思いましたね。
特にBメロの言葉の入れ方が、勉強になるくらいお見事でした。
またサビで鳴っているベル音色に合わせたフレーズも、
まるで最初からその言葉が入っていたと思わせるくらい感動しました。

ただ、個人的に惜しいと感じた部分もあって、締め切り前にも関わらず、
(まだ採用するか未確定の上で)一部の修正をお願いしてみたところ、
連絡を入れたその日に、修正と別の案などで対応してくれました。
今後もお世話になりたいくらい、理想の歌詞が届いてよかったです。

5.スペシャルサンクス
歌詞募集に参加してくれた人たちはもちろんなのですが、
今作を作る上で、完成させるまでのモチベーション面において、
お世話になった人たちも動画にて、表記させていただきました。
主にTwitterまわりでのやり取りだけだったりしますが、
ほぼ一方的に、こっちがかなり元気をもらっていた感じです。

また、作詞してくれたリカオンさんには完成まで、
わがままな細かいリクエストまで応じてもらっていたので、
このスペシャルサンクス枠にも表記したかったくらい、
楽しいやり取りができて、本当に嬉しかったです。

2022年10月12日水曜日

「Before or After」あとがき。

 初音ミク 「Before or After -リマスタリング版-」 (オリジナル曲)


作詞:エロ塚
作曲:アドム

Special Thanks:
・樋口優様
・VPVP wiki( https://w.atwiki.jp/vpvpwiki/

※ 2008.05 初公開作品 【オリジナル曲 #05】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.改めて、初めてミクのために書き下ろした曲
この曲は自分の中での既存曲ではなく、ミク購入後に作りました。
リン発売日に発表した曲が、多くの人に聴いてもらえたので、次は、
自分の大好物な「ミクトランス」タグに挑戦することにしました。
過去に既存曲をトランス風アレンジにしたことはあるのですが、
この曲に関しては、何もない状態から作る感じでした。

2.「adom」のリミックス版が原型だったかも
自分が一番音楽作りにハマっていた頃に、globeの
「Lights」と「Lights2」というアルバムが出たのが始まりですね。
そこから、既存曲のリアレンジ・リミックスに挑戦したものの、
当時は満足できる出来にならず、やっとの想いで、この曲を作ったので、
この曲が「adom」に少し構成が似ているのはこのためです。

3.TKのトランス期から引き継いだもの
自分の中で、後に“-ADM MIX-”というカタチにもなっていきますが、
この曲で、おおむね影響を受けた部分を取り入れている感じです。
コード進行はもちろん、スネア連打16分音符(32分音符にしない)
ハイハットがスタートするタイミング、サビ前の気持ちいいタメ、
途中からのピアノなど、分かる人には分かる仕様になっています。

4.あとがき(2022.10)
過去にあとがきを書いたこともあるので、割愛している部分もあります。
動画に関しては、高画質化は難しそうだったので、サイズアップのみ。
この曲は、にゃっぽんというSNSに参加後、初めて発表したボカロ曲で、
のりぴー(のりP)さんと繋がった(お互いの日記にコメントする仲)
作品にもなったと思うと、自分が好きなものを作るって大事なんだな、
と、改めて気づかされた作品になりましたね。

2022年10月1日土曜日

「a dream once more」あとがき。

 初音ミク 「a dream once more -Re:miku style-」 (オリジナル曲)


作詞:エロ塚
作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
ネネキ様

※ 2007.12 初公開作品 【オリジナル曲 #02】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

0.活動名が「アドム」になった経緯
友人のエロ塚さんとは長い付き合いで(幼なじみレベル)、
自分がボカロ曲を投稿する上で、活動名を何にするか相談しました。
そしたら、エロ塚さんは迷わず「アドム」でいいじゃん、ってね。

「アドム」はもともと、この曲「adom」の愛称で、エロ塚さんは
この曲を、自分が作って聴かせた当時からお気に入りだったみたいで。
学生時代、この「adom」に歌詞を書いてくれた経緯があって、
(その時は、その歌詞を元に別曲「君のとこへ・・・」(未投稿)を制作)
「アドム」として活動するなら、「adom」も投稿したいとなるため、
改めて、エロ塚さんに「adom」の作詞をお願いした感じです。

1.「A~Z」の「A」の曲
作った時期としては、受験勉強が終わり、あとは卒業を待つのみ
というタイミングだった気がします。当時は、「Z」まで作る
計画はまだなく、“仲間たち”へのプレゼント曲みたいなものでした。
モチーフになった曲は、仮面ライダー龍騎OP「Alive A life」です。
あとは、個人的に「Get Wild」にもハマっていた時期でもあって、
ギターよりも、ピアノを弾くのがかっこいいかも、と思っていた頃で、
自分にとって、Cメロを作る楽しさにも気づいた曲でもありますね。

2.「adom」が「アドム」のデビュー作ではない理由
もう自分の中では「ネクスト・スタート」でデビューを決めていました。
ただ、活動名を「アドム」と決めた以上、「adom」を作らなければならず、
制作から投稿までの期間的に、時間がかかる、乗り遅れる、と判断しました。
また、当時のボカロP曲の出会い方として、デビュー作よりも、ある程度
ミクの扱い方に慣れた次作の方が、ミク曲として出会いやすかった気がします。

自信はないですが、この時、もうすでに「鏡音リン」が発表されていて、
リンの発売日には、アドムのオリジナル曲3曲目を投稿したい、
という想いで計画を立てていたと思います。12月下旬にリンが出るなら、
いろいろと間に合わない、というのが投稿順の最終的な判断でしたね。

3.“-Re:miku style-” = ver.5
この曲の再構築は5回目です(原曲→再構築版→別曲→ミク版→再ミク版)
ミク版をニコ動に投稿した際に頂いたコメントを参考にパワーアップしました。
・ブレス+コーラス追加 ← ミクに慣れてきた、サビを盛り上げるため
・新シンセパートを追加 ← 自分にとって新鮮さを出すため
・間奏エレキにフランジャーエフェクト ← 再構築版でのアイデアを引用
結局、自分の力では、サビをより盛り上げることが出来なかった感じです。


4.あとがき(2022.10)
実は、「adom」の再構築版を元に再始動する計画があったのですが、
もう流石にこの曲を手入れする気力は残っていません(たぶん)
イラストも描き下ろしをお願いしようか悩みましたが、15周年の
タイミングで投稿したいという事もあって、断念しました。
お借りしたイラストのネネキさんには、お名前の表記に関して、
事前に確認した上で、「ネネキ」表記にしました。
(イラストのライセンス条件では、別の名前表記だったため)

当時は、ここまで「アドム」として活動するとは思っていなかったので、
今なら、間違いなくこの曲をデビュー作にしていたと思いますね。

2022年9月23日金曜日

「ネクスト・スタート」あとがき。

初音ミク 「ネクスト・スタート -4th play-」 (オリジナル曲)


作詞・作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
かきP様

※ 2007.11 初公開作品 【オリジナル曲 #01】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

0.初音ミクとの出会い
とある“ミクを描いてみた”動画を見たのがきっかけでミクの購入を決意し、
学生を卒業したタイミングで辞めていた音楽活動を再開するきっかけにもなりました。
ミクブーム最初の頃は、カバー曲が多く、自分もカバー曲を最初に作る予定でした。
でも、ミクに歌わせるのに苦労していると、次々と“ミクオリジナル曲”が投稿され、
まさにこのビッグウェーブに乗るしかない!と思い、友人のエロ塚さんと一緒に
“アドム”プロジェクトを立てたのが、活動の始まりでした。詳しくは「A」の曲で。

1.「A~Z」の「N」の曲
学生時代、「A~M」までの曲は、原曲→再構築版を作っていました。
(自身のボカロ曲では、今のところ「D」の曲だけ、その再構築版です)
続きをやるなら「N」から、あとは、歌詞が書きやすいから選びました。
原曲は「A」の曲を作ってから約2年経っていて、作っていた周期的に、
そろそろまた「A」のような曲を作りたいと思ってこの曲を作りました。
聴き比べると、イントロあたりとかは意識していたと思いますね。

2.ボカロ初投稿は公式ミク
最初は、ミクに歌わせるのが難しくて、思い浮かんだ言葉を歌わせながら、
聴きやすいを優先に作詞したので、歌詞を公開するかは悩みました。
なので、ニコ動に公開した初動画には歌詞表示がないのです。
この頃は、まだピアプロもなかったので(調べたら自分の誕生日開設)、
あとは“お約束”みたいなところもあって、動画を作る上では、
公式ミクさんのイラストを使うことになりましたね。

3.“-4th play-” = 再々修正版
初投稿日は2007.11.27(sm1631096 消去済み)で、そのあと、
修正版→再修正版と公開したところで、ニコ動への投稿は終わっています。
その後、個人用CD(周りに配るだけ)を作ることになって、さすがに
作り直したくて、音色のパワーアップやミクの再調声を行っています。
ボーカルのエフェクトは、実験と歌詞をごまかすために付けています。

また、その個人用CDのジャケットとしてAki-t(あきの)さん
のイラストをお借りしたのがきっかけで、後にたくさんお世話になります。
そして、ピアプロでこの再々修正版を公開したので、YouTubeへの
投稿のタイミングで、改めて動画化することになりました。


4.あとがき(2022.09)
歌詞表示の動画を作ることになったので、一部、
ピアプロに公開していた歌詞表記を変更しています。
お借りするイラストにたどり着くまで約1ヶ月かかった気がします。
改めて、イラストの描き下ろしのありがたさを感じましたね。
ニコ動に投稿しているこの曲は、もう自分でも聴かないくらい、
デモ曲段階すぎるので、動画化する機会ができて良かったです。 

2022年9月16日金曜日

「DANGEROUS HOPE」あとがき。

 神威がくぽ 「DANGEROUS HOPE」 (オリジナル曲)


作詞:エロ塚
作曲:アドム
イラスト:またたびっち(描き下ろし)

※ 2008.12 公開作品 【オリジナル曲 #09】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.「A~Z」の「D」の曲
Gacktのボカロが出たから、昔作った曲の中で歌わせるなら、
この曲しかないと思いましたね。まぁ、この曲を作っていた頃は、
PIERROTというバンドにハマっていて、その影響がかなり出ています。
特に、ドラムパートは丁寧に打ち込んで、雰囲気を出せていると思います。
ギターの感じは、PIERROTの「Waltz」という曲を意識しています。
また、この曲もサビ①→サビ②になっていますが、これは作っている最中、
コピペミスによるもので、あ、でも良いかも、になっての構成です。 

2.ミクにギターを弾かせたい
ミクが歌っている一部のパートは、原曲ではギターのみでした。
今作を作る上で、物足りなさと自分にとっての新鮮さを出すために、
思い切ってミクに歌わせたら、イラストの構図まで見えた感じですね。
今でこそ、男性ボーカルと女性ギター/ベースのバンドは増えましたが、
当時から、こういう形のバンドをもっと見たいなぁーと思っていました。

3.書き直しと微調整の繰り返し
歌詞をお願いしたエロ塚さんには、何回か書き直してもらっています。
そのおかげか、自分の想像を超える仕上がりになりましたね。
イラストをお願いしたまたたびっちさんもかなり協力的で、
このイラストにたどり着くまで、十数回微調整してもらっています。
また、プロモ用にアイコンも作ってもらい、YouTube用に使っていますね。

4.あとがき(2022.09)
動画はレンダリングし直し、歌詞フォントを変えたくらいです。
もともと、“初音ミクをプロデュース”したいという想いから、
ボカロP活動をしてきているので、この形での“プロデュース”は、
当時、かなりやりたいことを出来ていたんだなぁーと実感しています。
また、この曲に合うイラストをたとえばピアプロで探すとなると、
ほぼ見つけられないと思うので、またたびっちさんのおかげで、
この曲を発表することができたと、改めて思いましたね。

2022年9月10日土曜日

「Elements of Love」あとがき。

 初音ミク 「Elements of Love」 (オリジナル曲)


作詞:mayu (コーラス部分:アドム)
作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
びんご様、ntsm様、akito様、shari様、すてりい様

※ 2008.10 公開作品 【オリジナル曲 #08】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.「A~Z」の「E」の曲
「A」の曲から始まり、順番的にそろそろバラードを作ってみたいということで、
いろいろがんばってみたけど、我慢できなかった、みたいな曲に仕上がっています。
オルガンの音色を入れてみる、っていう縛りも当時はあった気がします。
この曲あたりで、サビ①→サビ②パターンを意識して作り始めたかもしれません。

2.まさかの英語入り
もともと、この曲はボカロ曲として発表する予定はなかったのですが、
mayuさんに「A~Z」全曲を渡したところ、不意打ちでこの曲の歌詞が届きました。
ただ、この曲は自分にとって“何か”足りないとずっと感じていました。そして、
この歌詞を目にしたとき、英語でコーラスでも入れてみるかぁーってなって、
(時期的に、ボカロに英語を歌わせるのも楽しいと感じていましたし)、
1時間以上は苦戦して、あのコーラスパートを作りました。ちなみに、
これはV6の「over」に影響を受けて、使った手法ですね。

3.びんごさんとシャリ(shari)さんとの出会い
こちらも前作同様、mayuさんにイラストを選んでもらった気がします。
過去にイラストをお借りした人とコラボする企画を立ち上げた際に、
連絡が取れたのがお二人でした。詳しくは別の機会に語りますが。
ただ、この作品がなければ、っていうやつなので、いっぱい
イラストを推薦してくれたmayuさんには本当に感謝ですね。
(一枚でええ、動画作るの大変やねん、で済ませなくて良かった)

4.あとがき(2022.09)
動画はレンダリングし直しのみ、使っていたフォントもありました。
今聴けば、ミクのブレスを丁寧に入れているあたり、
ミクにがんばって歌ってもらいたいっていう気持ちが感じとれます。
また、コーラスパートの制作秘話をどこかで残したかったので、
今回、詳しく書けて良かったです。でも、mayuさんからは、
ビミョーに違う(コーラスの歌詞)って言われた気がしますけどね。
なので、コーラスパートはピアプロでのみ記載しています。
YouTubeでのみ、動画説明文に歌詞を記載しました。

2022年8月31日水曜日

「Pastel Days」あとがき。

 初音ミク 「Pastel Days」 (オリジナル曲)


作詞:mayu
作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
ataru様、kamosu様、四番目様、ゆずねこ様、
またたびっち様、たからみる様、sei15様

※ 2008.08 公開作品 【オリジナル曲 #07】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.mayuさんは学生時代の親友
自分から「ウチの曲にいつか作詞して欲しい」と頼んだのがきっかけで、
この曲が生まれました。お互い、TKファミリーの曲が大好きで、
一緒に曲を作るなら、こういう方向性しかあり得ないと思いました。
個人的には、小室さんが安室ちゃんをプロデュースしていた時代を
意識していたのですが、うまく近づけなかった感じです。

届いた歌詞は、mayuさのイメージ通りに歌わせたくて、
リモートで、リアルタイムで歌を修正して完成させましたね。
1番と2番のメロディーラインに違いがあるのも、
歌詞を優先したためで、これはこれですごく気に入っています。


2.プレイヤー視点からリスナー視点での編曲
今作を作る上で、裏コンセプトとして「ギターの封印」がありました。
バンド経験がある以上、各楽器(音色)パートがライブとかで、
演奏してて気持ち良いかを気にしてアレンジを組み立てていたのですが、
今作はあくまでも、聴いてて気持ち良いを優先に編曲していたと思います。
結果的に、自分の中ではかなりの完成度に仕上がった気がします。


3.またたびっちさんとの出会い
mayuさんにピアプロを紹介したのが発端(?)で、
イラストを5枚くらいピックアップしたことから、急遽、
動画を作ることになりました。(当初は一枚絵の歌詞表示のみを予定)
動画を公開後、イラストをお借りしたまたたびっちさんから、
直接、感謝のメッセージが届きました。そして、歌詞に合わせて
「いちごケーキとカフェオレの画像に書き直したい」
とコメントを頂いたので、こちら側から、
「ではぜひ次の機会に、コラボ的なことやらせてください!」
とやりとりしたのが、その後に繋がる始まりでしたね。
今のTwitterアイコンも、またたびっちさんに描いてもらったものです。


4.あとがき(2022.08)
動画は作り直しています。(ピアプロに公開している音源に差し替え)
こちらは、結果的に、「初音ミク誕生祭」作品にもなって、とても大切な曲です。
(予定よりも早く歌詞が届いたので、8/31に合わせて作成・公開しました)
本当に自分が作ったのか?って思うくらい、この曲の完成度には満足していて、
この曲を作った頃を思い出しながら、新曲を作るたびに、参考にしています。

また、こちらの作品は同人CDバージョンもありまして、
ニコニコ動画のコミュニティ限定動画として投稿しました。
別音源だけではなく、動画のイラストもすべて描き下ろしを使っています。
より“TK”っぽさが実現できているので、気になる方はぜひ!

初音ミク 「Pastel Days(HM-COMPILATION Vol.1 Ver.)」 (オリジナル曲)

2022年8月14日日曜日

「your color」あとがき。

 鏡音リン 「your color」 (オリジナル曲)



作詞・作曲:アドム

※ お借りしたイラスト(ピアプロ)
やみ子様

※ 2008.08 公開作品 【オリジナル曲 #06】


過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。

1.レアな詞先・曲後
ボカロP活動前、未完成だった歌詞のみの作品で、
この機会に、曲を作って仕上げたものになります。
リンのオリジナル曲は、他人に歌詞をお願いできなかったので、
(リンにうまく歌わせる自信がなかったので)
仕方なく、昔書いた歌詞を引っ張り出してきた、って感じですね。

2.経験値からの成長
もともと、あまり作詞は得意とは思っていないですし、
やらなくて良いならやりたくない方です。
この歌詞を書いた当時、約3年ぶりの作詞だったのですが、
何も成長が見られず、伝えたいことがはっきりしないとか、
逆にストレートすぎるとか、詞先・曲後は面倒とか、結局、
当時は、ボツにした方が楽でした。でも、音楽活動を再開し、
今なら完成させられるかも、ってやってみたら何とかできました。

3.自分の中での王道詰め合わせ
とにかく、イントロに苦戦しました。結局、
シンセでいろんな音色を弾いているうちに、こういう形になりました。
サビのメロディーにも苦戦があり、(歌詞があるからこその制限)、
コーラス部分やイントロのメロディーがサビと違うのはそのせいです。

4.あとがき(2022.08)
動画は作り直しています。(イラスト作者様の表記追加)
イラストはもうピアプロにないので、別のイラストにするか悩みましたが。
過去に書いたあとがきを発見できたので、一部、そのまま引用しています。
おかげで、投稿日にも、ちゃんと想いが込められていたのを思い出せました。

この曲ができた自信で、後にもう一曲詞先・曲後に挑戦しています。
また、リンにうまく歌わせられなかったからこそ、次に生まれた作品もあるので、
この曲をちゃんと完成させ、発表できたこと、過去の自分を褒めたいですね。 

2022年7月1日金曜日

「Sunset at the Park」あとがき。

巡音ルカ 「Sunset at the Park」 (オリジナル曲)


作詞:エロ塚 
作曲:アドム 
イラスト:“いつもの人”(描き下ろし)


※ 2010.07 公開作品

過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。


1.待望の全編英語歌詞
ボカロ曲を作り始めた当初からずっとやりたかったことが、
巡音ルカの登場をきっかけに、ようやく実現できた感じです。
当時、これを発表する難しさ(伸びない、聴いてもらえない)があって、
逆に過去にやりたかったけどしなかったこと、をこの曲で、
いろいろでやってみようってなりましたね。

2.手弾きギターだからこその曲構成
今回の曲を作る作業自体、ほとんど自分でギターを弾くだけ、
というのもあって、思い切ってセクションごとに転調しています。
(打ち込みメインの曲だと面倒なのであまりやってこなかった)
思えば、ギターソロ部分は最後まで入れるかどうか悩みました。
結果的に、今聴いても、やって良かったなぁーと思っています。

3.延長戦の最後
もともと、オリジナル曲10曲目あたりでボカロ活動を
辞める予定だったのですが、その後、巡音ルカの発表もあって、
よーやく、この曲で一区切りつくと想いながら作っていました。
なので、今までイラストでお世話になっていた絵師さんとは、
この曲で最後になるかも?という話はしていた気がします。
作品全体が“締め?っぽい”のはそういう意図もありました。


4.あとがき(2022.07)
動画は作り直しています。
ニコ動に投稿した4:3のままにするか悩みましたが。
この曲を作っているときが、一番、人生で
ギターが弾けていた気がします。実は、
サビあたりもがんばってギターを増やしているのですが、
あまり聞き取れないのが残念です。なので今でも、
ピアプロにあるインスト版をよく聴きます。

こんなにもボカロ曲がワールドワイドなものになる
とは当時あまり思っていなかったので、一曲でも
こういう曲があって、本当に良かったと思っています。

2022年1月29日土曜日

「LOVE BREAK」あとがき。

Lily 「LOVE BREAK」 (オリジナル曲)

作詞・作曲:アドム
イラスト:あきの(描き下ろし)


※ 2010.08 公開作品

過去に作った作品なので、
思い出せる範囲で書いています。


1.「Lily歌わせてみたコンテスト」応募曲
当時は、ボカロの体験版を使ってニコ動に投稿する
という企画が多くあり、その中でギリギリ参加できた
作品になります。最初から参加するつもりはなく、
たまたまやってみたらできちゃった、
間に合っちゃった、っていう感じで生まれた作品です。

2.締め切りまで2週間なかったかも
普段ギターを弾いているときのフレーズを並べ、
(ギターソロ部分は1時間くらい苦戦した気がする)
自分で作詞もすると決めていたので、メロディーも
極力音符の数を少なくするのを意識して作りました。
他の曲とは珍しく、特にサビのメロディーラインは、
鍵盤ではなく、鼻歌から作った覚えがあります。

とにかく時間がなかったので、事前にいつか使いたい
と思っていたループ素材でドラム部分を構成しましたね。
歌詞はタイトルを「L」から始まる単語を意識して、
タイトルが決まってから、適当に思い浮かんだ
フレーズを歌わせて完成させた気がします。
本当は、あのあえてカタカナ部分の歌詞を
意味ありそうな感じにしたかったんですけどね。
パズルを完成させることができなかった感じです。

イラストは、まだ曲も完成していないのに、
以前コラボしたあきのさんにお願いしたところ、
短時間で完璧なイラストが届いたため、
それも、曲を早くに完成させるモチベーションに
なっていたと思います。


3.あとがき(2022.01)
動画は作り直しています。
ニコ動に投稿した動画で使っていたフォントが
手元にないみたいで、今後もこの感じで作り直すかも。
今聴くと、どうしてこんなにかっこいい曲が
作れたのか、自分でも不思議に思います。
どうせなら、もう少し長い曲にしておけば良かった。
(まあ、制作期間的に無理だったと思うけど)
ピアプロにボーカルなし版も投稿しています。
手弾きした甲斐あって、お気に入りです。

あきのさんとは連絡が取れていないので、
ちょっと寂しくなりますね、届いて欲しいです。